30代半ばで独立へ。開店準備の疲れも
垣間見えたが、何よりも、輝いていた!
「ホワイト」企業に毒され(自分にはゆるすぎる…)、
退化した働く力を取り戻し、更なる向上のきっかけを
作るべく向かった先は、美容院。
今度、担当の美容師K氏が独立されるそうで、図らずも、
働くことへの強い刺激をもらってきました。
いえ、「図らずも」、ではなかったのでした。
今の美容院を探すとき、仕事観みたいなものが合いそうな
美容師さんをネットで相当必死に探しまくったのでした。
せっかくお願いするので、その仕事が好きで、その仕事に
こだわり続けている人にお願いしたい。
さて、K氏が美容師を志したきっかけは、一生このまま
なのかと諦めていた自分のコンプレックスをいとも簡単に
解消してくれた美容師さんとの出会いだそうです。
聞けば、K氏は強力な直毛で、思うような髪型にできず、
容姿に自信の持てない思春期時代を過ごしていたとの事。
「当時は、みんな同じ制服着せられて、女の子みたいに
メイクもできない(K氏は男性)。男は髪型でしか勝負
できないのに、思春期の大切な時期にそんな状況って、
ホントつらいんですよ…」
それが、その美容師さんの技術で、見事、念願の髪型に。
「自分にコンプレックスを上回る技術があれば、
人のコンプレックスを解消することができるのか~!
美容師ってすごい!自分もそんな美容師になりたい!」
と強く思ったそうです。
時を経て、独立するまでに至った今も、
「お客さんの悩みやコンプレックスを解消できなければ、
自分の技術不足のせい。レベルアップし続けるのみ!」
だそうで、進化し続ける姿に刺激を受けました。
さて、しかしながら、独立となれば、本人も家族も、
とてつもなく大きな不安も抱えていますよね。
「自分は昔から、人に言われたことをそのままするのが、
もうめちゃくちゃ嫌いなんですよ」
K氏が、今回、何気なく発したこのセリフ。
私は聞き逃さなかったぞ!
きっと、そういった気質が、独立への道の舵を切るための
原動力となり、道を切り開く力になるんですね。
これからも楽しみです。